タイヨーエンジニヤ

業務実績

タイヨーエンジニヤが手がけた代表的な実績を工事内容別にご紹介いたします。

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ICT技術活用と生産性向上にむけて


業務実績

次世代への挑戦!
~持続可能な社会の実現を目指して~

 当社は、長年にわたり培ってきた技術・技能を基盤に、建設DXで代表的といえるBIM/CIM対応や、革新的技術の活用等により建設生産システム全体の生産性向上を目指すi-Constructionの推進など、次世代への挑戦を開始しています。

 

Challenge01 三次元点群測量
Challenge02 三次元点群設計
Challenge03 その他の取り組み


 
 
 

01

三次元点群測量

Challenge01 Point Cloud

 3次元点群データ取得から3次元設計、情報化施工へ対応します。
 タイヨーエンジニヤでは、3次元レーザー計測機器をUAV(ドローン)に搭載し上空から計測したり、地上での据え置き型機器を用いてレーザを用いた計測を行い、より精度の高いデータ提供を実現します。

 
 

【 特徴 】

 3次元計測は、写真計測やレーザー計測により、従来の測量手法と比較し、短時間に広域な対象を3次元形状で計測できることが特徴ですが、空中写真測量では、写真に写る物のみが3次元点群に変換されます。つまり、写真に写らない植生の中(地表面)は、3次元点群を生成することが出来ません。

 一方レーザ計測では、森林の表面だけではなく、植生の隙間から地表面に到達する確率が高く、地表面のデータを取得しやすくなるため、森林地帯などでも計測が可能です。

 
 

【 作業フロー & データ取得イメージ 】

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【UAV搭載型レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)】より抜粋

 
 

【 データイメージ 】

3dmodel
 
 

【 保有機材 】

UAVレーザー測量システム ×1

機器 UAVレーザー測量システムUL-1 + UAV MATRICE 600PRO
UL-1
 

 

UAV仕様
メーカ DJI
ローター数 6
大きさ 1668×1518×727 mm
重さ 10kg
最大風圧抵抗 8m/s
最大飛行時間 約17分class2
事前プログラム飛行
障害物検知
防水・防塵
RTK
プロポ中継
 

 

レーザー仕様
メーカ TIアサヒ
測定範囲 2.5m~300m(反射率100%)
スキャン角度/速度 90°(0.09°間隔)/毎秒30スキャン
発射レート 毎秒6万パルス
分解能 1mm
精度 ≦5mm
安全規格 測定用レーザ:class1,ガイド用レーザclass2
搭載カメラ 4,240万画素/14mm広角レンズ/インターバルシャッター(1.8~20sec間隔)
使用適用温度 0 ~ 40℃

 
 

地上レーザー測量システム×2

機器 3DレーザースキャナーGLS-2200
image3d
Trimble X9
image3d
導入時期 平成28年 令和5年
測定範囲 V:270°,H:360° V:282°,H:360°
測定距離 最大500m 最大150m
スキャンスピード 最大48,000点/秒~最大120,000点/秒 最大1,000,000点/秒
点間隔 最小3.1mm(10m時) 最小1.5mm(30m時)

 
 

※その他、点検・検査用ほか:UAV複数台同時稼働 可能(常時)

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主たる実績

CIM対応 概要 取り組み
地上レーザー計測

利根川ダム統合管理事務所

施設設計用図面整備(0.2km2)

H30優良技術及び優秀技術者局長表彰

急峻な地形における測量業務であり、人が立ち入ることが困難な場所を安全にかつ高密度かつ高精度に観測を実施
UAVレーザー計測

長野県上田建設事務所

施設設計用図面整備(0.1km2) 急峻な地形で、立ち入りにより落石による保全対象への2次災害の危険性があるため、UAVレーザーデータと他所管保有の航空LPデータを用いたハイブリットデータによる広域3次元モデル(サーフェスモデル含む)の作成を実施
航空写真測量
MMS計測

長野国道事務所

新規道路台帳作成(17.2km2) 中部横断自動車道における数値図化。航空写真測量に加え、MMS計測による不可視部計測によるハイブリット図面の作成


 
 
 

02

三次元点群設計

Challenge02 CIM(Construction Information Modeling)

 3次元設計は、3次元モデルでさまざまな角度から見ることができるため、2次元モデルでは分かりにくい設計ミスを容易に発見でき、修正も1つのモデルだけを修正すれば足りることから、図面間の不整合が生じることがないことが特徴です。
 地元住民への説明会等において3次元モデルを鳥瞰図のように上空からの視点で表現した動画を使用したり、さまざまな角度をスクリーンに映し、3次元で可視化して説明を行ったりできるので円滑な合意形成に寄与します。

 
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【 3次元データの流れ 】

sokuryou_sekkei_ver2906_ページ_17

中部地方整備局【測量・設計業務におけるi-Constructionについて】より抜粋

 
 

【 保有機材 】

BIM/CIM・i-Construciton対応 3D汎用CAD,3D点群処理システム,
3D空間データ生成ソフト ほか、各種複数台体制

 
 

主たる実績:

CIM対応 概要 取り組み
三次元モデルによる解析

長野県佐久建設事務所

道路予備・詳細設計(1.3km/3.3km) 道路改築事業における予備・詳細設計において、三次元モデルを用いた走行解析、及び、事業説明用資料作成
三次元モデルによる完成イメージ図

長野県飯田建設事務所

立体交差設計(1箇所) 道路改築事業における立体交差点における住民説明資料作成(パンフレット)/td>
三次元モデルによる解析 道路予備・詳細設計(0.35km/0.26km) 道路改築事業における予備・詳細設計において、三次元モデル(詳細度200)を用いた橋梁部含む沢地形箇所の検討


 
 
 

03

Others

Challenge03 SDGs(Sustainable Development Goals)

 防災対応型ソーラー街路灯の設置や、環境美化活動など、安全・安心に暮らせるまちづくりの一助となれるよう、努力して参ります。

 
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